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すみだ、雨の三十六景~雨の日を楽しむ絵画と雨のつぼ庭をつくろう

すみだ、雨の三十六景プロジェクトチーム

ameart36keiプロジェクトは「雨の日を楽しむ絵画制作」と「雨のつぼ庭づくり」の2本立て。「絵画制作」は向島・鳩の街通り周辺の路地に小さな作品をつくる他、墨田区役所前、すみだ北斎美術館前に大型作品を制作します(「すみだ、雨の三十六景」チラシ参照)。

「雨のつぼ庭」は今年は3カ所を予定。向島地域を中心に、雨どいからの雨を受け止め、下水道に流れ込む前のワンクッションとして役立つ小さなスポットをつくります。

11月25日(土)には各スポットをめぐる鑑賞ツアーも開催します!
facebook「すみだ、雨の三十六景」でプロジェクトの様子を随時報告しますので、ぜひご覧ください。

型紙を使って誰でもできます。かいたら雨水タンクの水をかけると、絵柄が出現!

型紙を使って誰でもできます。かいたら雨水タンクの水をかけると、絵柄が出現!

雨の日を楽しむ絵画《撥水アート》制作

撥水スプレーなどを使って、北斎作品にちなんだ図柄を地面や壁面に吹き付けます。晴れの日は何も見えませんが、雨が降ると浮かび上がる絵画作品です。雨の日は街に出るのがいやだなと思いがちですが、雨の日が楽しい街に変身!そして生活の中に雨を意識し、その恵みを感謝することにつながります。

 

 

 

 

路地の雨のゆくえをデザインする「雨のつぼ庭」づくり

「グリーンインフラ」という言葉を知っていますか?当サイトでも「グリーンインフラとは何か?《米国と日本の事例紹介》」の記事などでご紹介しまました。インフラというとおおげさですが、住宅の雨どいをカットして下水道ではなく、庭や空き地、タンクなどに雨を導くことにより、下水道への負担を減らす大切な施策の一つです。

国内の自治体では先駆的に「雨のゆくえのデザイン」に取り組んできたすみだの街でも、グリーンインフラへとつながる新しい芽をたくさん見つけることができます。土地に余裕のない下町ですが、まずは北斎の名作「富嶽三十六景」になぞらえ、目にも楽しい小さな雨の修景を創って、住まう人、街行く人に雨をデザインする楽しみを添え、広げていきます。

雨どいから雨を導く小さな雨のつぼ庭をつくります。雨の日の街角に素敵な空間を演出します。写真は候補場所。

雨どいから雨を導く小さな雨のつぼ庭をつくります。雨の日の街角に素敵な空間を演出します。写真は候補場所。

これからのスケジュール

10/21(土)10:00~16:00<雨天の際は中止> 雨アート in 鳩の街通り商店街:雨水市民の会事務所に集合

11/3(金・祝)10:00~16:00<雨天の際は11/5(日)に順延> 雨アート in 墨田区役所うるおい広場&1階エントランス

11/6(月)10:00~16:00<雨天の際は11/13(月)に順延> 雨アート in すみだ北斎美術館前

11/11(土)11:00~16:00<雨天の際は中止> 雨アート in 鳩の街通り商店街:雨水市民の会事務所に集合

11/25(土)10:00~12:00 雨の三十六景観賞ツアー:雨水市民の会事務所に集合

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