2025.02.28
(8) 雨水は世界を救うか?
雨水ネットワーク全国大会 in すみだ実行委員会
” 第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”報告 (その8)
2日目の午前はセッションⅢです。まずは昨日の振り返りでセッションⅠとⅡの概略を各々、菜原航氏、笹川みちる氏が報告しました。
セッションⅢ 雨水は世界を救うか?
趣旨:1994年に墨田区で開催された「雨水利用東京国際会議」は「雨水利用は地球を救う」をテーマに開催されました。この会議を契機に雨の価値観が変わってきました。ここを起点に雨水市民の会が生まれ、全国的にも大規模から小規模まで雨水活用がされるようになりました。それから30年、雨との関わりはどのように変わり、今後どのような未来を描くべきでしょうか。
セッションⅢの前半は、2024年のストックホルム水大賞を受賞された東京大学教授、沖大幹氏に特別講演をしていただきました。続くパネルディスカッションでは、水ジャーナリストの橋本淳司氏をコーディネーターに、パネラーには沖大幹氏に加えて、長谷部愛氏、石井秀幸氏、尾崎昂嗣氏をむかえ、「雨水、文化、都市の未来を語る」をテーマに議論しました。

「雨の恵みと災いーわたしたちの都合」(講師:沖 大幹)
▪️セッションⅢ-1 特別公演「雨の恵みと災いーわたしたちの都合」
沖 大幹(水文学者、東京大学大学院工学系研究科 教授)
降雨計測の歴史から紐解く雨の降り方の変化
私は2005年の2回目の「雨水東京国際会議」においてバーチャルウォーターの話をしましたので、雨水に関わる会議での登壇は20年ぶりとなります。雨水活用の関わりでは2001年にタイで700リットルくらいの雨水タンクを見て、雨季は水が豊富に使えるのに、乾季は足らなくなる気候もあるのだと実感しました。
雨は雨量計で計測しますが、現在の日本では「転倒ます雨量計」を使っています。雨を受けて0.5mm相当たまると、ますが倒れて1カウントされる仕組みです。1960年頃までは気象庁ではためて一定時間ごとに計測する貯水型雨量計が使われていました。風による影響が計測結果を左右するので風除けを付けています。しかし、特に降雪の際には、実際の半分くらいの量しか雨量計に入らず、正確に測定できない時もあります。この風除けは、世界各地で様々な形があり、雨量計の形態も異なりました。

降水頻度の経年変化(全国平均、年間)(沖大幹氏スライドより)
世界の降雨量の分布を示す「雨の地図」で入手可能な最も古いものは、1882年のLoomis’ mapでしょう。約1世紀後の1975年の地図でも少しは分布を示す段階が細かくなっていますが、必ずしも正確ではありません。人が住んでいない地域や海などはさらに分からない状態でした。1990年になると初めて、陸と海の情報が描かれデジタル情報で公開されました。30年前の雨水利用東京国際会議の少し前ですが、その時でさえ、地球全体の雨と気象情報が分かっていませんでした。今はこんなことは誰でもが知り得る情報ですが、それはつい最近のことなのです。
日本の過去の降水量は1890年から東京(大手町)のデータがあります。当初は貯水式雨量計で計測し、しかも手書きでした。2016年に気象庁統計室からそのデータをマイクロフィルムで手に入れ、学生さんが「力技」でデジタル化しました。その後、気象庁で日本全国の降水量をデジタル化してデータが使えるようになりました。
驟雨(しゅうう)の増加傾向
その気象庁のデジタル情報を使い、1890年からのデータを解析しました。4時間に50mmを越える強い雨は増加、1〜2mmの弱い雨は減少傾向にあることが分かりました(右上グラフ)。雨が強くなってきているのかを、別の解析でみてみます。
降雨継続時間とピーク降水強度の関係(ひと雨の雨量)では、短時間に強い雨が降る傾向にあります。対流性の雨で短時間に激しい雨が降る特徴があります。
気温と降水量の関係では、気温が1度上がると大気中の水蒸気量が約7%増えるので、1時間〜24時間降水量は増加しますが、さらに気温が25℃を超えてくると逆に減少します。しかし、10分降水量で見ると「頭打ち」はなく、激しい雨が降る傾向があるとわかりました。
現在のハイテク気象観測
これまでは実測するのが難しい砂漠や熱帯雨林、計測してもデータをネット環境に載せられない地域などがあり、地球全体を網羅することができませんでした。現在では、気象衛星などからのデータを解析し、正確なリアルタイムのデータが得られるようになってきています。気象衛星ひまわり(雲の観測)、TRMM衛星(降雨データ、マイクロ波観測装置、可視赤外観測装置、地球放射エネルギー観測装置、雷観測装置の観測センサを搭載)、GPM衛星(各データから統合してGSMapを作成)、Earth CARE衛星などが打ち上げられ、毎時全地球を約10kmメッシュで観測し、リアルタイムで立体的に把握する精度の高いデータが得られるようになっています。

世界の雨分布速報((JAXAGLOBAL RAINFALL WATCH)GSMAPより作成)
2024/9/12 10:00~10:59ミャンマーと米・ルイジアナにて同時に豪雨
雨を活かし”水みんフラ”をみんなで持続していこう

水みんフラ “Water Minfra” = Water infrastructure of all, by all, and for all (東京財団政策研究所「未来の水ビジョン」プログラム「水みんフラー水を軸とした社会共通基盤の新戦略ー」より)
日本は水に恵まれた国でしょうか?年降水量は世界の陸地平均の約2倍ですが、急峻な地形で、降った雨は速やかに海へ流れ出てしまい、人口密度が高いため、世界平均7,000㎥/人/年の約半分の3,400㎥/人/年です。関東の臨海部に限ると410㎥/人/年で、エジプトの573㎥/人/年より少なくなってしまいます。1回目の東京オリンピックが開催された1964年には大渇水があり、84日間、最大50%の給水制限がありました。30年後の1994年(丁度「雨水利用東京国際会議」が開催された年)の大渇水では42日間、最大15%の給水制限が行われました。しかし、実は年間降水量は1964年が1140.2mm/年、1994年が1131.5mm/年と後者の方が降水量は少なかったのです。この差は、首都圏の水を確保するため、ダムや河川などの整備がされたためです。
新しく整備されたものばかりでなく、従来からの社会の仕組みがうまく組み合わさってこそ私たちは水を安全に心配なく使えるのです。「上下水道、農業水理施設、治水設備などのインフラだけでなく、自然生態系や人為的な生態系、そして人や組織といった要素が組み合わさったシステム全体が、暮らしを支えている。」こうした多くの人が恩恵を受けるシステムを”水みんフラ”と呼ぶことにしました(東京財団政策研究所「未来の水ビジョン」プログラム政策研究「水みんフラー水を軸とした社会共通基盤の新戦略ー」)。
しかし、現在、その”水みんフラ”が老朽化したり、不具合が起きています。気候変動に伴う豪雨の増加もあり、雨と上手に付き合い「水みんフラ」の維持や導入をみんなでしていかなければなりません。そのためには治水をはじめ、水利用、環境、エネルギーなど流域のあらゆる関係者が協働し総合的な取り組みをする必要があります。大規模集中型のインフラに加えて小規模分散型の設備の維持、雨水や井戸などの多様な水源確保、グリーンインフラの積極的な導入、そして上下水道料金の適正化など「水みんフラ」をみんなで持続する取り組みをしましょう。気候変動対策や災害時に備えた利水と治水のあり方など、水の恵みを最大限に生かし水の災いを最小限にすることが必要です。雨は人間だけでなく生き物すべてのものです。
▪️セッションⅢ-2 パネルディスカッション 「雨水、文化、都市の未来を語る」

左から橋本淳司氏、長谷部愛氏、石井秀幸氏、尾崎昂嗣氏、沖大幹氏
⚫︎コーディネーター
橋本淳司(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所)

小学4年生の授業で行った雨水プロジェクトでは雨をためてどんなことに利用するかを考え、実践した(橋本淳司氏スライドより)
パネリストのみなさんに雨に関わる現在の活動をお話ししてもらい、これからの未来を考えます。まずは私の活動を話します。
私は水教育で皆さんに水や雨のことを考えてもらおうと思って活動しています。
子どもと一緒の場合はまずは行動して楽しむことです。課題解決型の授業だからといって、最初から課題を学ぼうとすると思考停止になりがちです。
小学4年生の授業で、身近なもので工夫して雨を集める装置を作り、ペットボトルロケットを飛ばす際に水道水ではなく雨水を使いました。この経験から、能登半島地震で被災した人たちへ、雨水市民の会が頒布しているレインキャッチをヒントに、身の回りで手に入る牛乳パックを使って雨どいから雨を集める装置を作って提案するという展開もありました。
新たに登壇された3人の方にまずは雨との関わりについて語ってもらいましょう。
◆雨との関わりは?
⚫︎長谷部愛(東京造形大学 非常勤講師・気象予報士)

歌川広重「名所江戸百景」の雨の情景(長谷部愛氏スライドより)
気象予報士として10年位働いていて、ラジオでの天気予報や動画での発信をしています。予報士として災害報道に携わりながら、深刻な雨が増えていることを実感しています。
また、気候変動について美術大学の学生さんへの授業を依頼されたことを契機に、絵画と天気という視点で研究をしています。浮世絵では雨の表現は実に多様です。歌川広重の「名所江戸百景」の「大はしあたけの夕立」では黒い雨雲から太い線で激しい雨を、「昌平橋聖堂神田川」は少し細い線で角度が違う線も描かれ風雨となっている、「駒形堂吾嬬橋」はさらに細い線を使い幟のはためきで風も吹いている様子が伺えます。
海に囲まれ、特徴的な台風や梅雨等もある日本では、多様な雨の降り方が雨の文化を育んできたし、それは雨を表す言葉にも反映されています。強い雨でも「雨礫」「一陣の雨」「脅し雨」・・・「鬼雨」「牛脊雨」「山賊雨」など、弱い雨では「掻き垂る」「小糠雨」「しゅろしゅろ」「濛雨」など。日本には雨の文化が根付いています。現代のアニメにも雨の表現は受け継がれています。
⚫︎石井秀幸(株式会社スタジオテラ 代表取締役・ランドスケープアーキテクト)

福井県のニホン・ドレンの新社屋は”雨の丘”と呼ばれる(石井秀幸氏スライドより)
日本の原風景をイメージし、私たちが雨に生かされていることを暮らしの中で楽しみながら恵みの雨を認識できないかと考えています。
私が手掛けた町田市の町田薬師池公園四季彩の杜西園ウェルカムゲートは、2020年4月にオープンした公園ですが、「雨を大地に還す」ことを目指しています。20mの高低差があるところを幾つもひだ状に面を作り、雨が土に浸透していくようにして、周辺の木の植生に合わせた苗を植え、やがて市民と共に森を育んでいく過程を大切にしています。現在、非常に豊かに森が育っています。
現在手掛けている福井県のニホン・ドレンの新社屋は、「雨を纏う」建物です。当社のミツバ・ドレンという目詰まりしない集水・排水管を使って敷地内に降った雨を集め、2階のルーバーから再び雨として降らして浸透させるとともに、地上の緑を育て、また集めて降らす雨の循環の仕組みを作りました。この会社では同製品の検証実験を行う計画となっています。
⚫︎尾崎昂嗣(合同会社アールアンドユー・レゾリューションンズ代表社員)

左上)世田谷区での取り組み 左下)武蔵野市での取り組み 右上)あまみずソーダ・あまみずドリンク 右下)雨水クラフトビール (尾崎昂嗣氏スライドより作成)
私は仕事(産)、学校(学)、個人(民)の3つの立場で雨と関わっています。
4年前に会社を立ち上げ、雨水流出抑制策の計画や雨水浸透の効果評価、建物規模に応じた雨水利用設備の相談など国内外で携わっています。また、会社の名前の由来でもありますが、「雨水」について学ぶ・考える場の創出にも関わっていきたいと思っています。現在、東京都市大学環境学部環境地理学研究室の客員研究員としてドローンを用いた地形の把握や斜面の表層崩壊の研究をしています。
個人としては、NPO法人雨水まちづくりサポートの活動に関わっています。この活動では、世田谷区、武蔵野市で実際に雨にわを作りました。世田谷の事例は、セッションⅡ-1で角屋さんが話されたように世田谷トラストまちづくりとの共催事業として雨にわを設置し、設置場所を利用する親子に向けて雨にわの役割やそこにやってくる生き物を知るワークショップを実施しました。武蔵野市では武蔵野市役所と協働して、市民向けの連続ワークショップで作業を行いました。雨にわを知って、楽しさを感じてもらう機会となりました。また雨にわの保水効果をモニタリングして、地中も含めた雨水の見える化を実現しました。さらに、NPOの活動とは別に、何人かの仲間とクラウドファンディングで資金を募り、雨水でビールを醸造して、支援者に味わってもらいました。そのビールは昨日の交流会でみなさんに飲んでもらいました。
◆雨を楽しむ こととは?
長谷部:日本では、洪水で命を落とすような雨の脅威もありますが、人々はたくましく付き合ってきたのだと思います。言葉や絵画に雨を表現するものが多数あります。海外の雨を描いた絵画には傘や風の動きで表現しているものもありますが、雨そのものは描かれていません。日本では現代のアニメにも受け継がれ、雨を線ではなく点として描いているものもあります。そしてアニメは世界にも受け入れられています。雨の表現は日本の財産だと思います。現在、雨の降り方の変化も実感する方が増えており、梅雨といってもしとしとと雨が象徴的なものではなくなり、新しい表現が登場してくるかもしれません。学生には雨をアートで表現する作品を作ってもらったりしました。
石井:風景をデザインする中で、身近な場所に雨を感じることができます。このようなミクロな視点での水循環や住環境のデザインと沖先生がおっしゃったようなマクロな視点を繋ぎ合わせることができたらと思っております。
尾崎:大人の楽しみ方としては先ほど話した「雨水ビール」などで楽しめます。子どもたちには「雨水ドリンク」のほか、実験をして楽しむ方法が良いと思っています。また、いろいろなジャンルの人との繋がりも大切です。例えば茶道では、雨水でお茶をたててみる、和菓子にも雨水を使い味わう。いろいろな人が楽しんで、水循環を考えられれば良いと思います。
沖:映画の「羅生門」*や「ブレードランナー」*は長雨で閉じ込められた鬱屈した暗い雰囲気ですね。
長谷部:私は雨を開放の象徴として表現している「ショーシャンクの空に」*が好きです。「雨に唄えば」*もそうですが、雨は浄化や喜びを強調させるものとして使われています。
沖:アラブでは水を引き入れた庭園が富の象徴です。水そのもので生命がつながるという意味合いがあるのでしょう。

「羅生門」のワンシーン
*「羅生門」:(1950年、日本、黒澤明監督、三船敏郎主演)おびただしい雨が滝のように降り注ぐ中、羅生門で雨宿りする3人が語る。「ブレードランナー」:(1982年、米、リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演)SF映画、酸性雨の降りしきるロサンゼルスを描く。「ショーシャンクの空に」:(1994年、米、フランク・ダボラン監督、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン主演)冤罪を受けた銀行員がショーシャンク刑務所で服役し、他の囚人や刑務官の暴力を受ける困難にもかかわらず、希望を持ち続け、20年かけて密かに作った穴から脱獄する。外で降り注ぐ雨に全身を浴びるシーンが印象的。「雨に歌えば」:(1952年、米スタンリー・ドーネン監督、ジーン・ケリー主演)雨のハリウッドでずぶ濡れになりながら踊り喜びを爆発。〜実行委員高橋が追記
◆雨の未来について
尾崎:雨水浸透の研究をしていますが、その分野の研究者が少ないと感じています。もっと裾野を広げ、子どもたちとの活動を大切にしたいです。雨の楽しみばかりでなく、雨が多すぎる、雨が少なすぎる、その怖さもわかる人を増やしたいです。

植物が生き生きとした状態であることで、人は活力を得られるという考えからどこにいても豊かな緑とのつながりを感じられる空間を目指している(石井秀幸氏スライドより)
石井:渋谷のマンションの大改修では、半屋外のラウンジや地下のワーキングスペースを作り、緑と雨に触れて感じられる空間を作りました。心地よい感覚が個人の生活の充実に繋がり、そこから雨への新しい感じ方が出てくると思います。
長谷部:気象キャスターとして出演していると、雨は悪いというイメージを与えがちです。雨滴の落下する力を利用して発電ができないか、という高校生のアイデアを聞いたことがあります。そのように普段からできるアイデアを実現することで災害時も役に立つフェーズフリー*の発想も大事です。
沖:これからの研究によって、雨の予報はさらに正確になるでしょう。しかし当たりすぎると夢がなくなりますね。夏は暑いですからホッとする給水ステーションがまち中にあると良いですね。山村先生が研究されている雨水ろ過などで雨水や地下水が手軽に飲めると良いです。それが災害時にも役立つと思います。
橋本:現在、水道水を活用した給水ステーションはありますが、災害時にも使えるように、雨水や地下水利用を視野に入れて拡大していくと良いですね。地域で、日頃から雨水タンクの水を共有するすみだの「路地尊」はそのような発想でつくられた先駆的なものですね。今後は雨を理解しながら生活の中に雨を取り入れていく取り組みが重要になると思います。みなさんありがとうございました。
*フェーズフリー:身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、非常時にも役立つようにデザインしようという考え方。(一般社団法人フェーズフリー協会ホームページより)
◆最後に一言ずつ
尾崎:遊び心を忘れずに、雨水の浸透や流出抑制などを現場のことを第一に考えつつ、俯瞰した視点で産・学・民の立場で取り組んでいきたいと思います。
石井:淀みをなくすようなボーダレスな場づくりを行いながらも、周囲とのつながりを生み出すことが大切。都市環境の中で道路に着目しています。自然の脈のようになれば、生き物にとっても豊かな場となります。これからも雨と共に環境を育む場づくりを行なっていきたいと考えています。
長谷部:生活空間などでの雨の楽しみや世界を豊かにする雨のデザインなどを学生等に伝えていきたいと思います。
沖:“晴耕雨読”で晴れたら働き、雨が降ったら屋内で過ごすという心の余裕が大切で、自然環境に合わせて生活ができるとストレスになりません。デザインの力や報道の力で発信していくと、雨や水に対する感じ方も少しずつ変わってきていますし、30年経つと、また新たな付き合い方ができているのではないかと思います。
橋本:皆さんから色々な視点をいただきました。私たちは大きな転換点に立っており、これから数十年で雨の文化が変わってくる可能性があります。皆さん一人ひとりが雨の文化をつくっていく担い手になっていただけるものと信じます。
” 第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”報告 リンク
(1)雨を活かして、未来へつなごう。〜”第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”に2200人が集まった
(2)すみだの雨水〜過去から学び、Next Stageへ〜(セッションⅠ)
(3)雨とネイチャーポジティブ〜雨水を活用した都市緑化の可能性ー立体的緑地と平面的緑地による生物多様性の回復(セッションⅡ-1)
(4) ゼロメートル地帯から考える雨と防災(セッションⅡ-2)
(5) くらしの中の雨水〜見える、楽しむ、活かす(セッションⅡ-3)
(6) 飲む雨水〜インフラとヒトの変化から考える飲むあまみずの近未来(セッションⅡ-4)
(7) セッションⅡ-分科会「雨水と私たちの未来」まとめ
本ページ (8) 雨水は世界を救うか?(セッションⅢ)
(9) すみだ雨水宣言2024
(10) すみだの雨水活用をみてみよう 〜エクスカーション
(11) 楽しく雨を体験 〜あまみずフェスティバル
2024年8月3〜4日に開催された第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだは「雨水ネットワーク全国大会 in すみだ実行委員会」および墨田区が主催して行いました。実行委員は、地元団体のNPO法人雨水市民の会、NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会、中央大学、千葉大学、合同会社アールアンドユー・レゾリューションズ、雨水ネットワーク事務局の公益社団法人雨水貯留浸透技術協会など、18名のメンバーで構成。墨田区は大会会長として山本亨墨田区長、区役所事務局として環境政策課が参加しました。