活動内容
(2019年7月変更)
1.研究・実践活動 〜雨を知る・極める
(1)雨水活用コンサルティング:実践したい方に随時情報を提供、アドバイスを行うほか、手作りタンクの制作講座等を開催しています。
(2)雨水活用の水質調査:実態を把握し、より安心して雨水を使うため、貯留タンク水の水質調査を行なっています。

エコプロ2018で手作り雨水タンクの作り方の説明
2.普及・環境学習活動 〜雨を楽しむ・発信する
(1)雨タスサロン:雨や水と絡めて様々なテーマを取り上げ、講師と歓談。知識を深めると共に雨水活用の裾野の広がりをめざしています。
(2)Webあまみず:ウエブ上の配信メディアを随時更新。市民の目線でわかりやすく雨水活用を伝えています。
(3)イベント出展:エコプロダクツ展、下水道展等にブース出展し、雨水活用の意義・手法、会の活動について発信しています。
(4)「雨つぶぐるぐるすごろく」の販売:水循環についてゲーム感覚で体験できる楽しいグッズです。

夏休みの子ども環境講座で実施した雨水活用プログラム
3.研修・学習事業委託 〜行政・国際機関・企業との連携
(1)視察・研修:事業所がある墨田区を中心に、住宅や施設、コミュニティでの雨水活用事例を案内。景観デザイン、災害対応のシミュレーション等、テーマに応じた研修プログラムも提供します。
(2)講座・出前授業:雨水活用・水循環に関する市民向け講座、親子向け体験学習、小学校〜高校への出前授業を実施しています。
4.ネットワーク・提言活動 〜全国規模の雨水活用普及を推進
(1)雨水ネットワークへの参画:雨を活かす社会の実現をめざす、全国規模の産官学民の情報交換の場に参画しています。
(2)雨水活用に関する法律の推進:「水循環施策の推進に関する有識者会議」(内閣官房水循環制作本部事務局)、「水循環基本法フォローアップ委員会」(超党派水制度改革議員連盟)に委員として参画。先進事例の紹介、市民レベルでの普及策の提案等を行なっています。
5.海外支援活動 〜バングラデシュ・スカイウォーター・プロジェクト
(1)地下水のヒ素汚染や塩害により、安全な飲み水の確保が難しいバングラデシュで、現地パートナー等を通じて、雨水活用の普及を支援しています。

雨で現れた「青海波」(墨田区役所うるおいひろばにて)
6.地域活動 〜墨田区を拠点に
(1)雨の絵本ひろば:雨や自然をテーマにした約900冊の絵本を所蔵。月1回、親子を中心に読み聞かせや工作などを行なっています。
(2)すみだ、雨の三十六景:雨を意識し、楽しむ景観作りを目的に、撥水剤を用いて、雨が降ると浮かび上がる絵を地面に描く「雨の日アート」、雨樋をプランター等に導き、緑化を楽しみながら下水道への負担を減らす「雨のつぼ庭」作りなどを行なっています。
(3)雨カフェ:土曜午後に事務所にて営業。ドリンクの販売、会の紹介を行なっています。
(4)雨水農園・防災まちづくり:墨田区の市民グループと連携し、野菜の雨水栽培や、地域の防災活動への協力を行なっています。