NPO法人雨水市民の会について
雨水市民の会とは

⾬⽔はろ過して飲めるか?中央⼤学と連携し、墨⽥区の⾬⽔タンクの⽔質検査を実施。(2024年8⽉⾬⽔フェスティバルにて)
雨は、生命の元であり、文化を育んできました。NPO法人雨水市民の会は、この雨に学び、感謝し、雨を活かすことが当たり前になる社会を目指し、雨活学習(雨の環境学習)プログラム、雨の絵本ひろばなどの事業のほか、雨水ネットワークやバングラデシュ・スカイウォータープロジェクトへの参画などの活動を実施しています。
地球規模で大洪水、大渇水が頻発しています。大地震や大津波で水道が壊滅する事態も起きています。日本も例外ではありません。私たちは、雨を活かすことによって人類が直面するこうした水危機を解決していきたいと考えています。
■雨水市民の会リーフレット 「雨水活用は地球を救う」 (2024年8月改訂)
■事業報告・決算及び事業計画・予算はこちら (2024年7月変更)
■貸借対照表はこちら (2024年7月変更)
■活動計算書はこちら (2024年7月変更)
組 織 概 要 | ||
■名 称 | 特定非営利活動法人 雨水市民の会 | |
■役 員 | 理 事 長: | 山本 耕平 |
副理事長: | 佐原 滋元・高橋 朝子・松本 正毅 | |
理 事: | 伊藤 林・小川 幸正・笹川 みちる・柴 早苗・高原 純子・南 昌子・ 村瀬 誠・山村 寛 |
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事務局長: | 高橋 朝子 | |
■事務局 | 〒131-0033 東京都墨田区向島5-49-3 E-Mail: ![]() |
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活動内容
(2024年8月変更)

“流せば洪水、ためれば資源”市民が取り組む小規模分散型雨水管理で災害に強いまちをつくる(ぼうさいこくたい2024in熊本にて)
1.研究・実践活動 〜雨を知る・極める
(1)雨水活用コンサルティング:実践したい方に随時情報を提供、アドバイスを行うほか、手作りタンクの制作講座等を開催しています。
(2)雨水活用の水質調査:実態を把握し、より安心して雨水を使うため、貯留タンク水の水質調査を行なっています。雨水を飲用するために中央大学と連携して水質調査を実施中です。
2.普及・環境学習活動 〜雨を楽しむ・発信する
(1)雨タスサロン:雨や水と絡めて様々なテーマを取り上げ、講師と歓談。知識を深めると共に雨水活用の裾野の広がりをめざしています。
(2)Webあまみず:ウエブ上の配信メディアを随時更新。市民の目線でわかりやすく雨水活用を伝えています。
(3)イベント出展:ぼうさいこくたい、エコプロダクツ展等にブース出展し、雨水活用の意義・手法、会の活動について発信しています。
(4)「雨つぶぐるぐるすごろく」の販売:水循環についてゲーム感覚で体験できる楽しいグッズです。

1994年にすみだで初めて開催した雨水利用東京国際会議から30年。2024年8月に雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだを開催
3.研修・学習事業委託 〜行政・国際機関・企業との連携
(1)視察・研修:事業所がある墨田区を中心に、住宅や施設、コミュニティでの雨水活用事例を案内。グリーンインフラ、景観デザイン、災害対応のシミュレーション等、テーマに応じた研修プログラムも提供します。
(2)講座・出前授業:雨水活用・水循環に関する市民向け講座、親子向け体験学習、小学校〜高校への出前授業を実施しています。
4.ネットワーク・提言活動 〜全国規模の雨水活用普及を推進
(1)雨水ネットワークへの参画:雨を活かす社会の実現をめざす、全国規模の産官学民の情報交換の場に参画しています。2024年8月には墨田区で開催しました。
(2)雨水活用に関する法律の推進:「水循環施策の推進に関する有識者会議」(内閣官房水循環政策本部事務局)、「水循環基本法フォローアップ委員会」(超党派水制度改革議員連盟)に委員として参画。先進事例の紹介、市民レベルでの普及策の提案等を行なっています。
5.海外支援活動 〜バングラデシュ・スカイウォーター・プロジェクト
(1)地下水のヒ素汚染や塩害により、安全な飲み水の確保が難しいバングラデシュで、現地パートナー等を通じて、雨水活用の普及を支援しています。

雨水まち歩きで街中農園がある路地尊(有季園)を案内
6.地域活動 〜墨田区を拠点に
(1)下町×雨・みどりプロジェクト:小規模分散型雨水管理を作るため、①2025年末までに墨田区京島地域をモデルとして雨水タンクや一時貯留施設を設置し、まちに溶け込む「雨水活用とみどりの拠点」をつくる、②新旧の雨水貯留スポットを活かすため実態調査を実施し、「運用マニュアル」を行政に提言、③雨・みどりの現地見学等を通じ、広く活動の意義を発信、これからのまちづくりに活かします。フェイスブックページ
(2)雨カフェ:第1〜4の土曜日の午後に事務所にて営業しています。ドリンクの販売、会の紹介を行なっています。事務所では雨や自然をテーマにした約900冊の絵本をご覧いただけます。
(3)雨水農園・防災まちづくり:墨田区の市民グループと連携し、野菜の雨水栽培や、地域の防災活動への協力を行なっています。また、墨田区民に広く雨水活用を知ってもらうため、すみだまつりやすみだ環境フェア等へ出展しています。
交流団体
■NPO法人 関西雨水市民の会(大阪市)
■ 雨水楽舎(松山市)
■ 樋井川流域治水市民会議(福岡市)
■ NPO法人 水・環境ネット東北(仙台市)
■ 福井工業大学 環境情報学部 環境・食品科応用学科 笠井研究室
■ 天水研究所
■ 一寺言問を防災のまちにする会(通称:一言会)
■ 鳩の街通り商店街
■しまあめラボ(五島列島赤島雨まちづくりプロジェクト)
入会手続き
■申込方法:下記のいづれかの方法で事務局まで申し込みをお願いします。
①「FAX用PDFダウンロード」から入会申込書をダウンロード後、必要事項を記入して雨水市民の会事務局までFAX(03-6657-1416)で申し込む。
②事務局Eメール()へ①会員種別②氏名(フリガナ)③性別④所属団体⑤連絡先住所・電話・FAX・Eメール⑥本会で活動したい内容や要望などを入力して申し込む。
活動履歴
💧 雨水市民の会のあゆみ