2025.02.08
(11) 楽しく雨を体験 〜あまみずフェスティバル
雨水ネットワーク全国大会 in すみだ実行委員会
“第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”報告 (その11)
「あまみずフェスティバル」は、2024年8月3〜4日に開催された「第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ」のプレイベントとして8月1〜4日に開催されました。申し込み不要で区役所にいらっしゃった方々が覗いてみたり、出展した保育園の子どもたちと家族が作品を見にきたり、また、8月2日(金)には「水の日」応援大使「シャワーズ」とツーショットが撮れると聞いたポケモンファンが遠くからやってきたり、様々な方々が訪れました。
2024年8月1日(木)〜4日(日)あまみずフェスティバル

あまみずフェスティバル プログラム
◆ アトリウム 来場者:533人(4日間合計)
開催期間中、展示ブースに団体・企業、自治体・行政、雨水ネットワーク所属の団体がパネルを展示しました。
⚫︎出展者
自治体・行政:墨田区、群馬県みどり市、国土交通省水管理・国土保全局水資源部、国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務局、東京都下水道局、東京都都市整備局
団体・企業:株式会社トップウォーターシステムズ、デンカアステック株式会社、秩父ケミカル株式会社、株式会社建設技術研究所、株式会社テクノコア、株式会社スリーエス、株式会社トーテツ、八千代エンジニヤリング株式会社
雨水ネットワーク:雨水市民の会、雨水ネットワーク東北、雨水まちづくりサポート、関西雨水市民の会
大学:千葉大学大学院園芸学研究科

上左)雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだのポスターと案内図 上右)各団体の雨水活用展示
下)「水の日」応援大使のシャワーズとのツーショットを撮りたくて集まったファン
◆ シャワーズとグリーティング(アトリウム) 来場者:403人(8/2実施)
「水の日」応援大使のシャワーズが8月2日にやってきました。時間で区切り、シャワーズとの記念撮影を3回に分けて行いました。シャワーズのファンが区民以外にも来場し、いっとき長蛇の列ができましたが、区役所職員の誘導のもと整然と撮影が行われました。子どもたちがシャワーズと握手して大満足な様子が伺えました。
◆ ギャラリー・会議室 来場者:190人(4日間合計)
雨のしずくモビール・雨の絵画の展示及び当日自由参加の制作:墨田区公立保育園・認定こども園の皆さんの作品展示及び当日の来場者による制作展示
雨の浮世絵展示:すみだ北斎美術館の協力により「冨嶽三十六景 山下白雨」、「冨嶽三十六景 凱風快晴」、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、「諸国名橋奇覧 すほうの国きんたいはし」「『北斎漫画』七編 出羽秋田の蕗」の5点を展示
雨と水の絵本の展示:すみだ新製品開発プロジェクトの災害対応リヤカー図書館「北斎丸」に墨田区ひきふね図書館及び雨水市民の会所蔵の絵本を展示
江東5区エリア「段ボールジオラマ」展示:JT「Rethink PROJECT」の協力
巨大「雨つぶぐるぐるすごろく」ゲーム:雨水市民の会制作、実演

雨のしずくモビールと雨の絵画の展示、制作。雨が降って山へ川から水道へと水の旅を表現した作品も

左)江東5区ダンボールジオラマを見て「自分の家はどこ?」 右)奥は葛飾北斎の雨の浮世絵展示、手前は雨と水の絵本とリヤカー図書館・北斎丸

自分と同じ大きさくらいのサイコロをゴロン! 僕は雨つぶになって旅をするんだ
◆ ミニシアター 来場者:150人(4日間合計)
制作者の了解を得た雨と水の動画を37本エンドレスで観ることができました。上映した動画の一覧pdf
◆ うるおい広場 来場者:717人(4日間合計)
⚫︎屋外企業ブース
株式会社テクノコア、株式会社スリーエス、株式会社トップウォーターシステムズ

うるおい広場の企業展示ブース
⚫︎ 雨水えんにち
雨水鉄砲で的当て、スーパーボールすくい、シャボン玉は雨水市民の会を中心に、実行委員及び学生ボランティアが支援しました。ヨーヨーすくいは千葉大の学生インターンが企画運営しました。

左)大きなシャボン玉できたよ〜 右)ヨーヨーすくいは難しいかな?
⚫︎雨水試飲及びアンケート(中央大学)
中央大学理工学部人間総合理工学科の学生たちが、ろ過機付き雨水タンクから実際に雨水を汲み出し、来訪者に試飲してもらって、アンケートをとりました。
⚫︎雨水自転車かき氷の試食
墨田区内の雨水タンクの水をろ過(飲用適)後に凍らせ、自転車雑貨「千輪」の店主・長谷川さんが手づくりされた自転車かき氷器(自転車をこぐとかき氷機が動く装置)でかき氷を作り、皆さんに試食してもらいました。

左)雨水の試飲をどうぞ、お味はどうかな? 右)「早く雨水かき氷を食べたいな〜」 長谷川さん曰く「自転車頑張って漕いでよ」
⚫︎シャワーズがうるおい広場で打ち水に参加
8月2日の15:30から「水の日」応援大使のシャワーズはうるおい広場にも登場し、グリーティングを目的に来場した人たち、あまみずフェスティバルを目的にきた親子連れ、翌日からの雨水ネットワーク全国大会に参加する人たちなど、多数の人が参加し、賑やかな雰囲気で一緒に雨水で打ち水をしました。
◆実施者内訳
主催である雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ実行委員会、墨田区資源環境部職員、その他中央大学、千葉大学、雨水市民の会、寺島・玉ノ井まちづくり協議会、雨水貯留浸透技術協会(雨水ネットワーク事務局)のメンバーが協力して実施しました。また、学生ボランティアとして中央大学、東京都市大学、千葉大学、芝浦工業大学から計23名、千葉大学学生インターン4名が参加しました。
” 第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”報告 リンク
(1)雨を活かして、未来へつなごう。〜”第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだ”に2200人が集まった
(2)すみだの雨水〜過去から学び、Next Stageへ〜(セッションⅠ)
(3)雨とネイチャーポジティブ〜雨水を活用した都市緑化の可能性ー立体的緑地と平面的緑地による生物多様性の回復(セッションⅡ-1)
(4) ゼロメートル地帯から考える雨と防災(セッションⅡ-2)
(5) くらしの中の雨水〜見える、楽しむ、活かす(セッションⅡ-3)
(6) 飲む雨水〜インフラとヒトの変化から考える飲むあまみずの近未来(セッションⅡ-4)
(7) セッションⅡ-分科会「雨水と私たちの未来」まとめ
(8) 雨水は世界を救うか?(セッションⅢ) 作業中
(9) すみだ雨水宣言2024
(10) すみだの雨水活用を見てみよう〜エクスカーション
本ページ (11) 楽しく雨を体験 〜あまみずフェスティバル
2024年8月3〜4日に開催された第14回雨水ネットワーク全国大会2024 in すみだは「雨水ネットワーク全国大会 in すみだ実行委員会」および墨田区が主催して行いました。実行委員は、地元団体のNPO法人雨水市民の会、NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会、中央大学、千葉大学、合同会社アールアンドユー・レゾリューションズ、雨水ネットワーク事務局の公益社団法人雨水貯留浸透技術協会など、18名のメンバーで構成。墨田区は大会会長として山本亨墨田区長、区役所事務局として環境政策課が参加しました