ネットワーク

第11回雨水ネットワーク全国大会2018 in 東京(報告) 〜その1〜

Webあまみず編集委員

第11回雨水ネットワーク全国大会 2018 in 東京 実行委員長の屋井裕幸氏は、この大会を10年の活動を振り返り、未来にどう展開していくかを話し合う場にしたいと述べた。

第11回雨水ネットワーク全国大会 2018 in 東京 実行委員長の屋井裕幸氏は、この大会を10年の活動を振り返り、未来にどう展開していくかを話し合う場にしたいと述べた。

「雨水ネットワーク」は2008年に東京墨田で「雨水活用や水循環系の健全化等に関わる、市民・企業・行政・学会等で形成する“緩やかな情報のプラットホーム”」として誕生し、今年で10周年です。その間、全国大会が福岡、松山、大阪、東京、東北、福井、愛知、東京、広島で開催され、2014年には「水循環基本法」「雨水の利用の推進に関する法律」(以下「雨水法」と省略。)が施行され、制度面での準備も整っています。この10年を振り返り、「雨を活かす 人へ 未来へ」をテーマに掲げ、今後の雨水活用の展望につなげていく会として開催されました。盛りだくさんの報告やレポートがありましたが、”Webあまみず”編集委員から主な内容を5つの連続記事として報告します。

なお、雨水ネットワーク全国大会2018 in 東京実行委員会では、報告書と大会提言を雨水ネットワークのホームページに公開する予定です。

第11回雨水ネットワーク全国大会 2018 in 東京の資料集

第11回雨水ネットワーク全国大会 2018 in 東京の資料集

冒頭、実行委員会を代表して、屋井裕幸氏(雨水ネットワーク代表・公益社団法人雨水貯留浸透技術協会常務理事)が今大会の意義を挨拶として述べました。基調講演では三隅良平氏(国立研究開発法人防災科学研究所 水・土砂防災研究部長)が、「気象災害の犠牲者はなぜ減らないのか」と題して気象災害の予測の難しさを講演されました。その後は、行政(国)、市民、事業者、学会からの報告がありました。

昼食を挟んで、これまで雨水ネットワーク全国大会を開催してきた各地域から、全国大会後の活動についてレポートがありました。その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターに神谷博氏、パネリストとして5名の方に登壇され、「雨から見える未来」と題して、雨水ネットワーク設立10周年として問題を見返し、今後の活動について会場からの意見も交え、議論を重ねました。

詳細は以下の通りです。

〜その2〜 基調講演:「気象災害の犠牲者はなぜ減らないのか」

〜その3〜 国、市民、事業者、学会からの報告

〜その4〜 雨活レポート:福岡、松山、大阪、東京、東北、福井、愛知、東京、広島からレポート

〜その5〜 パネルディスカッション「未来から見える未来」

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