活動記録

2023年度雨水市民の会総会を行いました

Webあまみず編集部

5月に新型コロナウイルスが感染症5類になって、ようやく顔と顔を合わせたイベントができるようになりました。7月1日(土)は、下町×雨・みどりプロジェクトを実施している京島地域の見学会、その後に総会を実施しました。

下町×雨・みどりプロジェクト”の見学と最新情報

雨があがった13時30分、イトーヨーカドー曳舟店前に集合し、笹川みちる理事が案内役となって総勢21名(会員外含む)で京島のまち歩きを始めました。京島二丁目、三丁目の路地尊やプロジェクトが進行中のポイントを11ヶ所を巡り、再びイトーヨーカドー前、向島のぜんや・”雨のつぼ庭”を見て、雨水市民の会事務所へと向かいました。けん玉長屋は6月12日(月)にお披露目会を実施し、正面の右にプロジェクトによって「あめのおけ」を設置しましたが、雨水一時貯留施設はこれからワークショップで実施する予定です。京島三丁目町会会館はまだ建築中ですが、建物ができてから、外部の階段下を利用した雨水タンクを設置することになっています。

上左から)タートル一休* ながつま一休 あづま一休 ポケットパークたから一休
下左から)オーロラキッチン(P**実施予定)
          *「〜一休」:京島地区の路地尊    **P:下町×雨・みどりプロジェクト

事務所前で説明する松本正毅理事

最後に、ワークショップからアイデアを元に、松本正毅理事と麓雄二会員が設計した雨水市民の会事務所前の”雨とみどりのミニスポット”を見学しました(詳細はこちら)。玄関前のファザードの屋根から集めた雨を右は天水尊、左は一旦小さな雨水タンク(竹で見えなくしてあります)にためます。ミニスポットの側のタンクからの雨水で水車を回し、タンクのオーバーフロー水は棚状のシダ類を植えた風呂敷プランターを通って、一番手前の野の花花壇の下に行きます。池は江戸末期に本所に住んでいた味噌醤油屋を営んでいた松田家が鋳造して作った本物の天水桶だったものです。関東大震災後に、都内を転々として2015年に雨水市民の会が貰い受けましたが、空のまま事務所前に置いてありました。やっと雨を貯められるようになって、里帰り天水桶は、本来の目的に適うものとなりました。

2023年度 雨水市民の会総会

雨水市民の会2023年度総会の様子

会場は事務所の斜向かいの寺島集会所です。総会に実際に参加したのは正会員、賛助会員等合わせて27名でした。正会員75名中44名(リアル22名、Web3名、委任状19名)で定足数に達していることを確認し、審議にあたりました。その結果、2022年度事業報告および決算報告・監査報告、2023年度事業計画および予算を議決しました。詳細は雨水市民の会ホームページで公開いたします。

また、雨カフェの出前サービスがあり、冷たいアイスコーヒーをいただきました。雨カフェ店長さんたちお疲れ様でした。

総会終了後は場所を変えて、コロナ禍からは初めての交流会を実施しました。