活動記録

雨水てっぽうづくり講習会の実施報告&「雨水de打ち水」に参加報告

高橋朝子・吉野潤一・佐原滋元(理事)

墨田区役所から雨水を使った子ども向けの水遊び用具の工作講習会の実施を委託されました。打ち水イベントでも使いたいとのこと。

子どもの水遊びなら「水てっぽうでしょう!」→工作教室

上)(雨)水てっぽう工作教室の様子。2026年7月25日、すみだリサイクルセンターにて
下)暑い中、わずかな日陰で自分で工作した水てっぽうの試し打ちをする子どもたち。同日、近くの児童遊園にて

長年、竹てっぽうを小学校の課外授業で取り組んでおられた伊藤林理事(以下「伊藤さん」)。昨今、キリやノコギリなどは危ないと遠ざけられ、子どもたちは道具の使い方も知らない。少し難しくても、注意すべきことが分かれば、子どもたちは正しく使って一所懸命つくります。竹てっぽうの工作の方が難易度が高く「工作の醍醐味」はありますが、時間と手伝いの人数が必要です。今回はその両方が揃っていません。

思案した末、塩ビ管を使った水てっぽうにしようと、伊藤さんと柴理事、高橋理事が一緒に試行錯誤して、試作の水てっぽうを作りました。試し打ちした伊藤さんは「飛ぶな!」と子どもに帰ったような笑顔でした。しかし、連日暑い中、午前中とはいえ、子どもたちが試し打ちをするのはお昼近くになります。下見に行った時、日陰がほとんどない児童遊園で遊ぶのは大丈夫だろうかと不安を抱えながら、当日を迎えました。

2026年7月25日、5月に拡張オープンしたばかりのすみだリサイクルセンターで、8組(子ども2人連2組含む)の親子に、すみだの雨水活用について簡単な話をしてから工作を始めました。塩ビの胴の部分をノコギリで25cmに切ってヤスリをかけ、すでに穴を開けたキャップを接着剤で固定すれば出来上がり。持ち手は、木の棒の先にキリで穴を開けたところにひごを通し、スポンジをカッターで切ってひごがある方の先に巻き付け、布で厚さ調整をして、タコ糸で縛る。低学年でもコツがわかると道具は問題なく使えました。最後に作品を試し打ちしたのですが、苦労して自分で作ったものに満足な様子でした。

墨田区環境政策課の荒井さんは、余った材料で、その後の打ち水に使う水てっぽうづくりを作って、「これで打ち水イベントで使えるな」とホッとした表情でした。

雨水de打ち水@あずま百樹園

8月5日(水)16時からあずま百樹園で墨田区環境政策課が主催した「雨水de打ち水」が実施されました。雨水市民の会から吉野理事、佐原理事が参加しました。隣接する千葉大学墨田サテライトキャンパスの雨水タンクから汲んだ雨水で打ち水をしました。子どもたちは、打ち水に夢中になっていました。サーモカメラを使って撮影すると、打ち水前の赤色路面が、打ち水後に青色路面へ変化していました。

左)あずま百樹園で2026年8月5日に、墨田区が開催した「雨水de打ち水」には地元の住民が多く訪れた。
中)隣接する千葉大学墨田サテライトキャンパスの一角にある雨水タンク。タンクの左にあるのは「あまみずししおどし」。ハンドルを回すと音楽を奏でる
右)雨水てっぽうで打ち水する子どもたち

左上)打ち水前にサーモカメラで撮影。道路の温度は赤から白色だ。     右上)同じ写真の実写版
左下)打ち水後の道路は赤いところもあるが、温度が下がって黄色や青色の場所も見られる。 右下)区役所が測定した打ち水前後の温度変化。説明するのは山本墨田区長