2022.10.09
SDGsを学ぶ中学生、雨水活用を体験学習
Webあまみず編集部
調布市立第七中学校の先生から、生徒に雨水活用を見せたいと相談があった。コロナ禍で思うように校外学習ができなかったが、ようやく感染のピークが過ぎつつあるなと実感する。学校でSDGsを学んで雨水活用を見てみたいという生徒21名が、2022年9月16日(金)にすみだへ体験学習にやってきた。
1時間しか時間が取れないとのことで、ショートまち歩きとなった。
京成曳舟駅で待ち合わせして、まずはすみだ生涯学習センター(以下「ユートリヤ」という)へ向かった。ユートリヤでは、ちょうどユートリヤの雨水活用に関するパネルを展示しており、森下副館長さんのお話をお聞きした。また、地下にある200㎥の雨水タンクも見せていただいた。(写真1)
その後、てらじま広場では天水尊の蓋を開けて中のたまっている雨水を見た。意外に綺麗な水だと実感した様子だった。(写真2)
次は一寺言問集会所の路地尊を見学。「おじいちゃんの家の井戸と同じだ」という生徒もいて、調布市では井戸を使っている家も多いことが窺えた。
雨水市民の会の事務所を通り、鳩の街通り商店街の「はとほっと」の路地尊へ。ここも手押しポンプで雨水が汲み出せる。
一緒に曳舟駅へ向かった。生徒さんたちは東武線でこれから東京スカイツリーのあるソラマチで昼食を摂るとのことだ。矢継ぎ早に雨水活用の施設を見て、頭の方は少し消化不良だったかなと気になったが、生徒さんたちは楽しそうに私たちに手を振って改札口へと向かっていった。
後日、引率された先生からお電話をいただき、貴重な体験をして生徒たちも大変満足だったし、先生自身も良い体験だったお聞きし、ホッとした一瞬だった。