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雨水市民の会25周年記念・雨タスサロン特別編第1回「雨+徳さん」のお知らせ

笹川みちる(雨水市民の会理事、雨タスサロン担当)

1995年に発足した雨水市民の会は今年で25周年を迎えました。コロナ禍の中、イベント等の企画がしづらい状況ですが、対策を取りながらやろうと、会の草創期を振り返る座談会シリーズを企画しました。これまで不定期に実施してきた「雨タスサロン」の特別編として、「雨+○○」のテーマで複数回開催したいと考えています。テーマごとに、会員やゆかりの方からメインスピーカーをお招きして、事務所で座談会を開催し、その模様を会員限定でリアルタイムにzoom配信します。zoomの方も質問やコメントの形で参加いただけます。

第1回を下記の通り開催しますので、ご参加希望の方は事務局宛にメールにてご連絡ください。後日、アクセス先をお知らせします。なお、密を避けるため、メインスピーカー以外はzoom参加を原則といたしますが、近隣の方や事情によりオンライン参加が難しい方は個別にご相談ください。

阪神淡路大震災の際、被災した神戸市の真野地区に、徳永暢男さんが中心となった雨水市民の会が天水尊を100基設置寄贈した。

阪神淡路大震災の際、被災した神戸市の真野地区に、徳永暢男さんが中心となった雨水市民の会が天水尊を100基設置寄贈した。

●テーマ:「雨+徳さん:路地尊、天水尊はいかにして誕生したか」

●日時:11月22日(日)15:00〜(90分程度。少し延長の可能性あり)

●メインスピーカー:当会理事:佐原滋元さん、高原純子さん

(お二人とも東向島在住、一言会向島学会はじめ、多くの地域活動の担い手)
●ゲスト:山本俊哉さん
(明治大学教授。マヌ都市建築研究所所属時より、向島のまちづくりに関わる)

●参加:無料

※原則会員の方を対象に開催しますが、会員外で声をかけたい方がいる場合はご相談ください。

雨水市民の会前理事長、故・徳永暢男さんの思い出と共に、防災まちづくりに連なるすみだの雨水活用がどのように始まったのかを振り返ります。徳永さんは、すみだの雨水活用のシンボルともなっている「天水尊」「路地尊」の名付け親でもあります。
「天水尊」は家庭用小型雨水タンクの元祖として、墨田区にとどまらず各地で同様のものが作られていますし、コミュニティで雨水を共有する手押しポンプ付き雨水タンク「路地尊」は墨田区内21箇所に設置され、防災まちづくりのシンボルになっています。
当時を知らない方もぜひお気軽に参加いただき、臨場感あふれるトークをお楽しみください。
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第2回以降、下記のテーマを予定しています。
○「雨+事始め」:1994年雨水利用東京国際会議を中心に
○「雨+世界珍道中」:中国、アフリカ、南米、中東、バングラデシュなどの視察、その後の展開を振り返る
2020年に限定せず、来年の8月6日(雨水の日)までは25周年記念期間として、座談会シリーズを続けたいと思っていますので、皆様からも、取り上げてほしいテーマ案などがありましたらお寄せください。ご参加をお待ちしております!
■お申込み・お問合せ:雨水市民の会事務局 office@skywater.jp

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