文化

雨水基地へ行ってみよう~2012年11月25日までの土・日に開催~

あまみず編集部 高橋朝子

雨の魅力をアートから発信。リアカーに凝縮した雨水活用?傘を使ったオブジェ?

ちょっと一言ではイメージできないかもしれませんね。雨水市民の会では雨水の活用や雨と親しむ活動していますが、若いアーティストにかかるとこんな形でわかるのか…とちょっと驚きでした。いや、形ではなく、アートです!

訪れたのは2012年11月3日の午後でした。場所は、市民の会事務局のすぐ近くの一寺言問集会所前広場(墨田区東向島1-20-6)。「墨東まち見世2012 」の参加企画で、樋口裕一さん(スミカ造形美術)とHOUKOさん(CASA PROJECT)の二人が作り出す不思議な空間でした。樋口さんは地元墨田区在住。「古い家に新しく住まう」をテーマに、地産地消にこだわり天然素材や廃材を利用した空間制作を行う。樋口さんは「墨田は雨水活用がさかん。生活と水をテーマに水循環の見える化をしたい」という。

HOUKOさんは、2007年から不用になった傘を生まれ変わらせるCASA PROJECTを行っている。http://casaproject.com HOUKOさんは、カラフルな傘を通した光の空間を表現したいという。ただ、作品を作るために傘集めが目的化しても本末転倒。今回の企画は下町の人たちとの交流を大切にしたいとのこと。

一寺言問を防災のまちにする会と雨水市民の会が後援している。

 

左上)HOUKOさんと樋口裕一さん 左下)樋口さんの作品。雨水活用リアカー 右上)雨水基地の中のHOUKOさんの傘アートの不思議な空間。 右下)街中に繰り出し、不要な傘を集めた。

左上)HOUKOさんと樋口裕一さん
左下)樋口さんの作品。雨水活用リアカー
右上)雨水基地の中のHOUKOさんの傘アートの不思議な空間。
右下)街中に繰り出し、不要な傘を集めた。

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